山形ミステリー&パワースポット!!「金峰神社」と「即身仏」 山形・秋田の旅 1
海外にも行きたいとこは沢山あるんだけど、金銭的な理由だったりで、今私は国内旅専門です。
セドナとか、バイクで行きたいんだけどな〜
無料PHOTOライブラリーより。
アメリカもヨーロッパもアジアも行きたい!!
さらにバイクで走れたら最高!ですが…
とりあえず国内旅では、温泉とスピリチュアルな聖地を、必ず旅の予定に組み込みます。
で、今年の冬は、山形・秋田に行きました。
雪の降る季節に雪の多いとこに行きたくなるし、暑い季節は暑い地方に行きたくなる、季節を目一杯楽しみたい!という思い。
10年ほど前、山形の修験道の聖地「月山」に登るため、近くの「小林温泉」に、素泊まり宿泊したことがありました。
当時の写真。
このときは夏に行ったのかな。
本当に山の中の温泉で、
小林温泉すぐ近く、部屋から見えるとこに「大木」があって、
渋い温泉だなと思ってました。
(源泉温度低い冷鉱泉。だけど源泉かけ流しで入れるという素晴らしい温泉)
小林温泉に泊まった翌日「月山」に登りました。
8合目までバイクで行き、そこから歩き。
登り片道2時間半ぐらい。
途中にある「仏生池」付近の山小屋は「雰囲気」がある!
(多分9合目の仏生池小屋だと思う)
私は山登りは全然専門じゃないけど、ここなら泊まりたいと思うほど、素敵な立地条件で。
高校時代に登山部だった友人が、ここの山小屋に泊まって感動し、山登りを再開したと話してたけど、さすが。
素晴らしい「池」です。
とはいえ、月山は8合目から日帰りできるコースなので、なかなか泊まるまではいかないけど…
頂上が見えてきました。
頂上には「月山神社」があり、お祓いをしてからじゃないと入れません。
信仰と修行の山ですので。
初めての月山は、霧深く。
下りは1時間半ぐらいで降りてきました。
さて、そこから月日は流れ。
我々は、毎年狂ったように春夏秋冬、あちこち旅をしてきました。
しばらくそちら方面はご無沙汰してたんだけど、何となく山形・秋田を回ろうかって話になり、山形県酒田市の「小林温泉」に予約、十年ぶりぐらいの再訪、2度目です。
2017年の初旅、旅友でもある「M」との2人旅で、冬なんで「車」で山形へ出発。
奥羽山脈の山越え。
越えるときっと雪景色…
山形側の蔵王。
まだ道路に積雪はありません。
月山方面に入ると、やはり…、やはり吹雪いてきた。
実は今回旅で乗ってる車は、去年の年末に友人からタダで譲ってもらった「ファンカーゴ」。
(それまでは180SXに乗ってたが、寿命で…)
私はずっとマニュアルだったし、友人から譲り受けたまんまのスタッドレスの具合も分からず、初めての豪雪地域の運転なので慎重に。
山形県て、中央部に日本百名山の「朝日連峰」や「月山」があって、とても自然豊か。
ここらは山形でも降雪量多いらしく。
そして、この山形道、途中で高速道路ではなくなり、自動車専用の「月山道路」になるという…
湯殿山あたりは、「月山夏スキー」できるし。
まずは、「産直あぐり」へ。
車っ気も少なく、この天候。
「産直あぐり」の中。
珍しい商品があるから、地方の「産直」や「道の駅」が好き。
「山ぶどう塩」とか気になります。
甘酒ベジスープ。
山形ブランド米「つや姫」使用「亀パン」。
Mがどーしても「つや姫」のオニギリが食べたいと言い出した。
隣の食堂には、「オニギリ定食」が。
私らはちょっと食事に気をつけてるんで、(Mにアレルギーあるし)化学調味料入った物はなるべく買わないので、産直で売ってたおにぎりは買えませんでした。
でもオニギリ食べたいと言うM。
そこで「オニギリだけ持ち帰り出来ないでしょうか?」「アレルギーがあって」
などと話したら、塩で握った『塩むすび』を作ってくれると言う、1個80円。
「言ってみるもんだね」とM。
つや姫、ゲット。
つや姫の米粉入り&山形特産品「ラ・フランス」のデニッシュパンも買い。
うちらの何をかおうかと迷ってたやり取りを、微笑んで見てた店員さん達。
たかが1個だけ買うパンに、あれこれ騒いでたからでしょうか。
嬉しそうに食べるM。
庄内地方も素晴らしいなぁ。
日本は食物自給率100%目指すことが先決だとつくづく思う。
今回「鳥海山」方面に行こうと思って調べてたら、偶然見つけたのが山形県鶴岡市の「金峰山・金峰神社」でした。
私も知らなかった知る人ぞ知る「パワースポット」。
修験道の山で、元女人禁制の寺。
中の宮まで車で行けるんだけど、社務所に確認したところ、冬季は四駆じゃないとダメとのこと。
下から歩くと中宮まで40分、さらに頂上まで40分。
上まで行きたいが時間的にどうかというところ。
とりあえず雪の中、中宮まで目指してみましょう。
禁酒の釜だそうです↑
雪の状態が分からなかったけど、参道は人が歩いていて、登れそうでした。
入った瞬間、気持ちいい。
ちょっとした滝もあり、山からの渓流が特に。
夫婦木。
ここ「金峰山」は、日本百名山かつ霊山「月山」の「龍脈」に当たるとのこと。
「金峰山」の西側には「湯田川温泉」があり、湯田川温泉は「龍脈の温泉」とも言われています。
湯田川温泉には日帰り入浴したことがあるんだけど、確かにとても気持ち良い場所でした。
さすが国指定の「保養地」指定の温泉地だなと思った記憶。
例年より暖かく、雪も遅かったとはいえ、さすが山形、降るときは降るし、寒かったんだけど、山登るとさすがに暑くなって、パーカーも脱ぎ、ジャケットも脱ぎ。
わざわざこんな雪の日に、山登ったりして…
私たちの旅は、こんな「旅」が多い。
だから『また何で自分は修行みたいなことをしてるんだろう』と思ったり。
Mが、ヒョウが降ってると言ってたが、確かに雪の上には発泡スチロールみたいなヒョウだかアラレだか。
山中には神社が点々とあります。
途中、下ってくる人達とすれ違ったが、スコップとか持ってた。
参道(山道)の雪掻きしてくれてるようだ。
そのお陰でこうして登れるという。
皆、本格的な登山のカッコしてた。やはり。
私もMも、足元は完全防水の「ゴアテックス」スニーカーだったけど、
完全防水ジャケットを忘れてきてしまい、濡れ。
やっと中宮へ。山門。
中宮までですが、パワースポットな雰囲気は十分。
ここで携帯の充電が切れてしまったので、
ここからはMのアクオス?で撮影。
「ご神水」を汲みます。
冬だし激冷たいのかと思いきや、結構温かく。
普通の水温だったのが驚きです。
ここも渓流が流れていて気持ちいい。
空気がやっぱり清浄ですね。
やはり神社といえば、あちこちに夫婦木。
手水舎の前にも雪がこんもりしていて、降りるのにちょい注意。
拝殿。
しんしんと雪が降る中、とても厳かでした。
頂上までここからさらに40分ほどらしいけど、雪だし、もうちょっとかかるだろうし、頂上は季節をあらためてまた登ることにして、下山。
「小林温泉」に着く時間もあることだし。
携帯のカメラは、ずっとボヤけっぱなしでした。
登るのに疲れたけど、素晴らしいパワースポットだと思います。
そのうち頂上まで行こう。
少し雪は晴れ、鶴岡市街へ。
まず「南岳寺」。
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」星2つの…
「即身仏」とご対面するために。
日本には十数体の即身仏が現存すると言われ、そのうち6体が、庄内の5つの寺院に安置されているそうです。
今や「即身仏」は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」星2つですからね。
(注連寺の即身仏)
昔「湯殿山麓呪い村」ってツマラナイ映画がありましたが、山形って月山を中心に、湯殿山、羽黒山、鶴岡市、酒田市は、なんだか「ミステリー・スポット」でもあるんですね。
南岳寺は、いつでも即身仏と対面出来ます。
対面出来るけど撮影禁止。
仏像や本人直筆の書などが飾られた部屋は寒かった。
ここにいらっしゃるのは、鉄龍海上人。
この鉄龍海上人は、なかなか激しい人で、川人足やってた頃、キレて武士を殴り殺してしまい、出家して湯殿山で修行を積み、世のため人のために尽くす。
眼病に悩む人々の為に、自分の左目をえぐって眼病人の救済を祈願したり。
即身仏になるには、気が遠くなりような修行をするわけだけど、龍海上人は、「一番新しい即身仏」だそうで、明治14年に、即身仏となったそうです。
そしてこの寺にはもう1人、不思議な人が祀られている。
ドラマ「トリック」のストーリー冒頭で語られていた希代の日本の超能力者、「長南年恵」の霊堂!!
現代の日本では無名。
でも日本を代表する「サイキッカー」で、明治時代、裁判所で初めて「本物の超能力者」と認定された記録の残る人なんです。
つのだじろう氏や、少女マンガ家の方も、過去に「長南年恵」の伝記を漫画化してたっぽいので、マニアは知ってるハズ。
>>旅は続きます>>