廃業して残念な温泉1・青森 秋田屋温泉旅館
日本各地の貴重な温泉がいろいろ廃業しています。
温泉は基本「(ど)田舎」「山の中」にあるので、かつて有名だった温泉地でも、もはやとっくにバブルじゃない今、かなり過疎ってるトコをよく見かけます。
高齢化も追い打ちかけてるんでしょうね。廃墟マニアにはたまらないでしょうが…
東京では日帰り温泉施設が2000円とか取っててもお客は来るんでしょうけど、地方はそうはいきません。
政令指定都市でも相場は500円、さらに地方に行けば、300円、100円もあるし、給料は低いのに物価だけは高い日本で、やっていけるのか、と心配になります。
まあ、入る側としては安いと助かるんですけど…
そんなわけで「本物」の温泉が消えつつあります(悲)。
「廃業」した温泉、その1。
マニア向けの温泉宿だった青森の「秋田屋旅館」↓
ドバドバとかけ流された茶褐色の濃い温泉がたまりません。
いつ廃業したのか、サラっとググっただけでは分からないんですが、1泊素泊り3000円で、良い温泉でした。
これ「秋田屋温泉旅館」の温泉成分表だったか忘れましたが、多分そうだと思います。
家族経営のアットホームな宿でした。すでにかなり鄙びていたのでいつ廃業してもおかしくなかったのですが…
このときは青森のステキな温泉巡り。
その1つ、リンゴの里・浪岡市の「ポパイ温泉」。
浪岡は黒湯、濃いコーヒー色の「モール泉」が有名で、ポパイ温泉なんてあやしげな名前(青森は名前だけ聞くと、温泉とは名ばかりの商業施設を思わせるんですが、本物温泉が多い)とは裏腹に素晴らしい源泉がかけ流し。
温泉マニアには有名ですね。
青森を日本海側へ。
秋田屋温泉旅館の写真が少ないので、ついでに寄ったところを少しだけUPします。
近くまで行ける道があるみたいですが、このときは知らなくて、この位置から眺めただけ。
白神山地には10年以上行ってないんですが、またそっち地方面に行くときは、リベンジしたいと思います。
とにかく。
お気に入りだったのに廃業してしまったという温泉はいくつかあるんですが、残念でなりません。
評判がいいので行ってみたら廃業していた、という温泉もあるし。
そんな廃業宿も、ボチボチ紹介していこうと思います。
◯◯リゾートが買い取って復活してるとこもありますが、そういう大手資本は何かエンターテイメント色が強いし、強気の値段だし、シャレオツじゃなくていいから普通の庶民派温泉宿として復活してほしいなあ。
無理だろうけど。
伊豆の国市に今年廃業予定の温泉施設があるので、GWはそっち行ってみようかな〜なんて思い、今検討中です。