旅は五感全開で!パワースポットから秘境まで、フェニックスを探して。

旅は最高の冒険、遊びです。自分の成長にもつながったりします。オリジナルな旅こそ本当のツーリズム!人それぞれ「自己流旅」のススメと、旅の記録です。

宇宙人か??驚くべきモノが眠る青森

去年の秋に行った、青森旅のエピソードを。

 

旅に行くと、時々衝撃的なモノに出会います。

旅行情報誌やネットの観光サイトには絶対に載らないような、

超穴場というか。

 

青森には「キリストの墓」がある新郷村や、

(観光物産店の名前は『キリストっぷ』)

巨大な遮光式土偶のモニュメント「しゃこちゃん」がへばりついて建つ、

JR木造駅など、怪しげなミステリアスでユニークなスポットが数多くあるのですが、

(そのうち紹介したいと思います)

最近の衝撃は、ほとんど無名のとある神社でした。

 

私はしばらく北東北には行かず、南の方ばかり旅をしていたのですが、

秋田の「玉川温泉」に自炊湯治したのをキッカケに、

青森方面に足をのばすようになりました。

 

f:id:lookoutpositive:20170217133523j:plain

玉川温泉「大噴」。珍しい「トロン」が放出されています。

 

それで紅葉の時季に青森まで行ってみようと思い、

どこに行こうか色々ググってたときに、

目に飛び込んできたのが、とある神社のご神体。

 

私は見た瞬間「これは悪いモノが憑いてるに違いない」と即却下したのですが、

一緒に行く友人は「行きたい!」と、スゴいノリ気で。

何かネガテイヴなモンに騙されてる気もしたのですが、

好奇心の方が勝り、バイクで友人と2人で行ってみました。

 

場所は青森市の入内地区にあります。

青森インターチェンジを出て、ナビを頼りに入内に向かい、

のどかな寒村を通り、一本道を奥の奥まで行きます。

(ナビは途中で終了してしまいます)

 

 

f:id:lookoutpositive:20170217132611j:plain

 

すると舗装路が終わり、林道の分岐に出るので、

その分岐を左側へ、林道を4キロほど進みます。

 

f:id:lookoutpositive:20170217132623j:plain

 

私たちは歩いて行きました。

途中小さな神社があり、そこを下っていくと、

何と滝が!

 

f:id:lookoutpositive:20170217132630j:plain

 

普通だったら観光地化されててもおかしくない滝です。

さすがは青森。

近くには「史跡 小牧野遺跡」というのがあるようですが、

そちらもあまり宣伝していないようで。

この滝はそれなりに絶景なのですが、地元の人しか知らないような感じです。

人があまり押しかけないからでしょうか、やたら清浄な感じでした。

 

f:id:lookoutpositive:20170217132637j:plain

 

そのまま進んでいくと目的地である「神社」があります。

 

f:id:lookoutpositive:20170217132646j:plain

 

渓流が綺麗で、あの滝といい、ここは水が綺麗です。

「ご神水」を汲む場所もあります。

 

f:id:lookoutpositive:20170217132658j:plain

 

そして鳥居をくぐり、

 

f:id:lookoutpositive:20170217132706j:plain

 

石段を登っていきます。

冬場は来れないそうです。

 

f:id:lookoutpositive:20170217132717j:plain

 

そして

 

衝撃のご神体!! 

 

f:id:lookoutpositive:20170217132728j:plain

 

その容貌は、まさしく宇宙人グレイ(ゼータ・レティクル人→

この手の話が嫌いな人は飛ばしてください)そのもの。

ネットで見つけた瞬間そのあまりのグロさに、

「これは神じゃないだろう、何か悪いもんに騙されてる」と思った、

石神神社の 石神様!

 

f:id:lookoutpositive:20170217132735j:plain

 

でも現地でよくよく見てみると、さほどグロくはなく。

周りの綺麗な紅葉の山々や渓流などをながめながら歩いてきたからでしょうか、

清々しい気分になりました。

青森は縄文文化の土地ですが、

大らかさでドッシリした雰囲気も感じます。

 

この石神神社の石神様の由緒は・・・

 

「石神様を発見したのは、眼病を患っていた長内弥十朗という杣人。
 『山にある清水で目を洗うと眼病が治る』という不思議な夢を見た翌日、
 普段通り山に入った弥十朗は、夢とまったく同じ風景の場所に出て、
 石神様を発見する。

 

 石神様の右目の窪みには水が溜まっており、
 その水で目を洗ったら、夢と同じようにたちまち眼病が治ってしまった。
 以後、石神様は眼病に霊験あらたかであるという信仰が広がった。

 

 しかし明治初年、神仏混淆禁止のとき、
 神社の形体が未整備の理由から信仰を禁止させられた。
 霊泉を求める人が多く祈祷所を願い出たが、
 県庁から「愚民を惑わす妖言」として不許可になった。
 そして石神様を破壊する石工が派遣されてきた。

 

 ところが、いざ破壊しようとすると石工の手足がしびれたり、
 氷雨が降るなどの怪異が頻発したため、
 破壊は中止されてしまった。
 その後、明治38年に「石神神社」は再び神社として認められ、
 今日に至っている」

 

手足が痺れただけで、ラッキーだと思った。

 

それにしても…

 

f:id:lookoutpositive:20170217132749j:plain

 

そして、またゆっくり戻ってきたんですが、

何事も怖がってはいけないと心から思いましたね。

ネット画像で最初に石神様を見たとき、

私は正直「怖い」という感情が少なからず出ました。

さらにそこに行くまでの林道がとんでもない悪路という情報があって、

(結果的には普通の林道でした。大型バイクでも行けたかなと)

行くかどうしようか、さんざん迷ったのですが。

 

人は常に色んな不安や恐怖を持ちます。

お金が心配とか、老後が心配とか、病気になったときのために保険だとか、

世の中ではこんな事件・事故が起こってるから怖い等々、

全ては起こってもいない自分の妄想なのですが、

そこにとらわれてしまうんです。

「実は成功するのが怖い」という人も多いです。

 

不安や恐怖が出ると、人はそれを回避しようとします。

そしてその先にあるワクワクを掴み損ねてしまうんですね。

実は「恐怖」って大したことがない。

旅では予想不可能な経験をたくさんして、

いつも自分の「枠」を壊されてしまうんですが、

この石神様の旅では、そんなことを学んだ気がしました〜

 

f:id:lookoutpositive:20170217132832j:plain

 

石神神社を出発したあとの走行中の写真を撮ったら、

変な感じに写っていたので、

「空間が歪んでいる!きっと異次元へのポータルに違いない!

 さすが青森、石神神社!」と後から一人で興奮しました。

楽しければいいのです。

 

f:id:lookoutpositive:20170217132841j:plain

 

そしてその日は「道の駅なみおか アップルヒル」で夕食を買い、

津軽市の「屏風山温泉」に泊まりました。

 

f:id:lookoutpositive:20170217145133j:plain

 

屏風山温泉は、100%源泉かけ流しの上、

宿泊すると、全室「部屋風呂付き」という、

かなりデラックスな温泉宿です。

部屋風呂付き低料金デラックス温泉は他にもいくつかあり、

これも青森の凄いところです。

伊豆や熱海なら一泊いくらするのか。

 

f:id:lookoutpositive:20170217145144j:plain

部屋風呂。

 

部屋に入ると、蛇口が開けっ放しで、すごい勢いでかけ流しになっていました。

部屋風呂が、かけ流しです。

ありえません。

 

f:id:lookoutpositive:20170217145151j:plain

大浴場

 

素泊りだったので、道の駅で買った夕食。

買いすぎですね。

道の駅の産直で買った野菜はサラダにしました。

 

f:id:lookoutpositive:20170217132952j:plain

 

道の駅なみおか アップルヒル」は大きめな道の駅で、

手作り豆腐を使った店など様々あって、青森に行くときは外せない道の駅です。

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村